パネルベースとは


パネルベース架台は、置くだけの基礎架台(置き基礎)で、アンカーの打ち込み作業などは必要無く、屋根を痛めません。

※ボンド接着は必要となります。

パネルベースブロックは基礎でありながら、モジュール設置用の架台としての機能も併せ持っている唯一無二の特殊構造です。
複雑なレール架台や金具を組み付ける必要はありません。

ブロックを配置するだけで架台の設置は終わります。
架台設置後はモジュールを置いて金具で押さえるだけ。
設置に必要な工具はレンチ1本とコーキングガンだけ。

究極ともいえる施工性を持つパネルベース架台は、部品点数も極限に少なく、結果として架台費用は勿論のこと少人数でも工期短縮が可能で、施工費のコストダウンにもつながります。

少ない作業工程により、作業効率も向上し、配線工事も手間を取らせません。
架台の上にモジュールの仮置き可能な為、急なレイアウト変更にも対応できます。
※固定金具設置の際インパクトドライバーの使用を禁止します。固定の際はソケットレンチ等使用願います。

トータルコストで比べて下さい!

パネルベースは置くだけで基礎にもなり、架台にもなる特殊ブロックです。

整地などが必要ない陸屋根等への設置の場合、穴あけなどの基礎工事や基礎に使用する専用部材が一切必要ありません!

基礎に掛かるコストが0になり、さらに再防水やコンクリート流し込み等で掛かっていた養生日数も0になります。

複雑な架台の組み上げは必要なく、置くだけの超かんたん施工。工期も短く、作業員も少人数で済み、結果として人件費などが大きく削減されます。

専門の職人も必要なく、人材不足に悩まされる事はもうありません。

パネルベースの施工に慣れてくれば、作業員3~4人で1日50kw程度の施工も可能です。

昨今、太陽光発電業界は激しい価格競争に見舞われています。パネルなどの部材単価は各社横並びです。見積もりで大きな差が出てくるのは、やはり架台費用と工事費です。

御社の販売戦略に是非お役立て下さい。

また、パネルベースは誰にでも簡単に設置できますので、太陽光発電導入をご検討中の個人様で、出来るだけ単価を下げたいとお考えの方はDIYしてみては如何でしょうか?30kg程度のブロックを複数運ぶ為、多少体力は要りますが、簡単に施工出来ます。※電気工事や申請は個人では出来ませんので、お近くの電気工事士にご依頼下さい。

優れたレイアウト特性!

パネルベース架台はパネル1枚から設置出来る為、レイアウトが自由自在!

塔屋や貯水タンクなどの影、室外機などの障害物などを避けながら、屋根面を最大限に活用できます。

自由度の低いレール式架台等と比べ1.2~2倍程度のパネルが設置出来ます。屋根の形状が複雑で今まで導入を諦めていた方にも最適です。

パネルベース架台の設置基準

設置可能環境

  • 地上高30m未満 ※1
  • 不陸のほとんどない陸屋根もしくはコンクリート、アスファルト敷地面
  • 一般地域・多雪地域・塩害地域・重塩害地域 ※2 ※3
  • 設置面勾配3度未満
  • 基準風速38m/s以内地域 ※1 全国の基準風速
  • モジュール横置き設置(60セル以上サイズの縦置きは基本不可とさせて頂きます)

※1 設置場所高さや基準風速により必要部材量が変わります。
※2 保証期間に差有り
※3 多雪地域への設置の際、モジュール耐圧にご注意ください

お客様側にてご確認頂く必要がある項目

  • 設置部の地上高
  • 建物構造  (鉄骨造・RC造〇 木造基本×)
  • 屋根材スラブ厚 (コンクリート100mm以上 ALC基本×)
  • 屋根面の㎡耐荷重  (100kg/㎡以上)
    ※建物を建てたハウスメーカー等に耐荷重、 設置可否をご確認ください。
  • 屋根材表面が防水材で覆われている場合、シート防水及びアスファルト防水、FRP防水であること。
    ※シート防水の場合、全面接着であること。部分固定(機械固定)×
  • 防水材が浮いたり、劣化していない状態であること。

上記項目は当社では判断出来ない箇所となりますので、お見積りご依頼前に確実にお調べいただきますようお願い申し上げます。

レイアウト作成時の注意点
  • パネルベース用の離隔、段ごとに235mmを空けて下さい。※サンプル配置図
  • 水勾配切り替えし部分や、シート継ぎ目等の段差に出来る限りブロックが載らないようレイアウトを作成してください。
  • 屋根周辺部(屋根端部からそれぞれの辺長の10%以内 10%が2mを超える場合は2mでよい)への設置はJISの風力係数適用外となりますので、レイアウト作成時必ず屋根周辺部からそれ以上の離隔を取ってください。
  • 沿岸部や周辺が開けた場所に設置する場合、地域の基準風速値に関わらず強度を上げるようご提案願います。

その他、設置に関しての疑問など、
お気軽にお問い合わせ下さい。

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